静砂垣・堆砂垣工

砂の移動防止と植栽木の生育環境の整備を図ることができる工法である。
飛砂、潮風、波浪、高潮等の被害防止または軽減をする場所に適する。
設計に当たっては、静砂立工、衝立工との関連を総合的に検討し、区画の大きさは1辺の長さが10メートルから20メートルの正方形または長方形とし、高さについては、1メートルから1.2メートルとするのが一般的である。
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標準図(単位:m)

歩掛・材料

(10m当たり)

名 称
規 格・寸 法
数 量
単 位
摘 要
 普通作業員   0.63  人  杭建込 0.17

簀立 0.16

結束仕上 0.30

 杭木  丸太長さ1.8m、末口径10cm内外   5.00  本
 押竹  長さ4.4m、末口径6cm以上  10.00  束
 簀立  竹・そだ等、長さ1.2m、1.0m縄〆   6.70  束
 鉄線  亜鉛メッキ鉄線、#12~18   0.40  kg
備考 1. 杭長は1.8m、値入れは0.8mを標準とする。

2. 簀立は高さ1.0m~1.2mを標準とする。

3. 結着仕上は1段、10m当たりの歩掛である。