ウォーターブロック工

簡易な渓岸侵食防止工である。
横木に隙間がないので裏込め材料が流出しない。
ユニット化されており法勾配が選択可能で施工は容易である。
木材を利用した護岸工は、構造的に重量が小さく、重量による安定度はコンクリート等に比し少ないことに留意し、次の施工場所とする。

ア 乱流または大きな水圧のかかる水衝部以外の箇所

イ 土壌条件が比較的良好で早期に緑化が可能な箇所

ウ 護岸工、土留工、河岸の洗掘防止工等として施工する箇所

比較的耐久性を要する箇所には、防腐処理をした材料を使用する。
標準タイプ(設置型)と基礎タイプ(根入型)があり、基礎タイプは主に積み重ねる場合の最下段に使用する。
※CADデータは用意されていません。

kb022-2

標準図(単位:mm)


歩掛・材料

(10基当たり)

名 称
木製護岸
一般世話役
普通作業員
トラックレーン運転
備 考
 標準タイプ  10基  0.26人  0.51人  0.26日  H=1.0m L=2.00m

厚さ10cmタイコ落とし

 基礎タイプ  10基  0.26人  0.51人  0.26日  H=2.0m L=2.00m

厚さ10cmタイコ落とし

 備考  4.8~4.9t吊

備考

1. 1.3m程度の小運搬を含む。

2. 掘削・埋戻しについては別途積算。

3. 裏込礫等が必要な場合は別途積算。