法面保護木柵工

盛土法面の土砂の流出やガリの発達を防止する。
間伐材を材料とし、防火樹を植栽して防火機能を向上する。
材は径9cm内外を使用する。
主杭は1.5m材、横木4.0m材と結束する。
間伐材の小径木を利用するので入手が容易である。
丸太と鉄線しか用いないため特殊な技術や機械を必要としない。
時間とともに自然還元されるため、自然環境や景観に配慮でき環境に優しい。
階段状に施工することで土砂等が固定でき、法面が植栽木によって固定された後は木柵が腐朽しても土砂の流出が起こりにくい。
早期緑化と法面安定を期待するものなので、防腐処理は行わない。
木材は白木を使用する。
植栽は低木とし、維持管理のため路側(法長1.0mの範囲)は植栽しない。
杭を垂直に打ち込む。
※CADデータは用意されていません。

標準図(単位:m)

歩掛・材料

(10m当たり)

名 称
規 格
数 量
単 位
摘 要
 杭木  末口径10cm内外×1.5m長  13.00  本
 背丸太  平均径8cm×4.0m長  14.00  本
 鉄線類  #10   3.00  kg
 普通作業員   0.97  人  組立て・緊結・仕上げ